◆鶏肉の解体研修
当社では専門スタッフの育成、知識向上の一貫として様々な教育を定期的に行っています。
今回は鶏肉の解体を実施しました。
鶏肉は現在、各部位毎に真空パックされて納品されています。
従って食肉加工卸売に携わる専門スタッフといえども鶏の解体を目にする機会は殆どありません。
当社では解体工程を知ることで、製品への骨の混入プロセス、部位の特徴などを学んでいます。

研修日に製造スタッフ全員を集め、鶏肉一羽分を解体していきます。
手羽、ももなど大きく各部位毎に分けていきます。
関節の脱骨などの際に残る軟骨等の処理方法を知ることで残骨の可能性がある部位やその大きさなどを検証します。
ササミなど細かい部分の肉を切り出します。
骨から肉を分離する工程です。海外で解体される鶏肉ではこういった段階で多くの破砕骨、残骨が混入します。
鶏一羽分の解体が完了です。この研修により、輸入鶏肉に関する骨片の位置や付着の状態、付着プロセスをスタッフが周知することができました。
(c)Asahiya Meat Center Inc